今日病院へ行ってきた。午後半休とって。
病院の建物がちょうど1年ほどまえに新しくなったらしくすごくきれい。
待合室も1人がけの肘掛つきソファーだし、明るい感じだし。
個人情報保護のためなのか(いまはどこの病院もそうなのか)名前では呼ばれずに受付番号で呼ばれる。

まず予備問診のようなもの。先生の前に心理士の人がいろいろヒアリング。
主な症状、状態、それがいつから始まったか、どういうことが直接のきっかけと思うか、仕事や人間関係のストレスは?、自分の性格、酒やタバコの量、その他家族構成や生活歴など。

それをもって心理士が先生と相談。
自分の場合、検査をしておくということで採血と心電図取りと血圧。
そして診察。
心理士によるヒアリング結果をなぞるような感じ。若い男の先生だった。
症状から判断すると軽いうつだとか。
まだ軽いので自分で「うつか?」と思わないような人は単なる疲れと思ってしまうくらいのレベル。
それでもうつであることには変わりないので、睡眠導入剤と抗うつ薬と胃薬を処方してもらう。
抗うつ薬はトレドミン錠というものを少量30mgから。これはSNRIという抗うつ薬としては新しいタイプのもので、脳内の神経伝達物質セロトニンとノルアドレナリンの両方に効くらしい(※)。
睡眠導入剤はレンドルミン錠というもの。これは割りと効き目はすぐにでるとか。
(薬のリンクは「おくすり110番」より)
とりあえず約2週間分で様子を見る。
うつの主な症状としては「気分の落ち込み」や「眠れない」「やる気が出ない」「体がだるい、疲れやすい」などがあるがこれらはぴったりくるものの「頭痛」とか「動悸」「胃のもたれ」「便秘」などはない。つまりすべてが出るわけではなく、患者によって症状の種類や現れ方や進行はまちまちなのだとか。それで自分の場合はいちばんストレスがかかっている「目の疲れ」に出たのではないか、とのこと。これでやっと納得。そういうことか。

順番が最後になったが脳のCTスキャンも取る。
補聴器とメガネをはずす。仰向け真上真正面を見るとめまいがするので技師さんと相談してちょっと頭を右向きにしてやってもらう。CTスキャンは考えてみれば初めてだ。

※「うつ病は単に気の持ちようで起こるものではありません。ストレスなどによりセロトニンやノルアドレナリンといった脳内の神経伝達物質のはたらきが悪くなることによって起こると考えられています」(もらった小冊子「こころの診療室読本」より)

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