新潟・長野で震度6強 8人死亡900人以上けが(IZA:07/7/17)
16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする強い地震があり、新潟県柏崎市、長岡市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強、新潟県上越市、小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測した。病院に搬送された8人が死亡したほか、負傷者は900人を超えた。まずは亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

今回の地震でふと月齢を気にしてみたら2日でほぼ新月に近いことに気付きました。
地震と月の位置というのは何かしら関係あるのではないかと思ったらちょうどそのことを分析しているサイトを見つけました。

地震と潮汐力の関係

地震と月の位置に関係する潮汐力がトリガー(きっかけ)になっているのではないかと、過去の地震のいくつかについて検証しています。

阪神大震災のときは満月で明け方で、潮汐力も大きく作用する時間帯だったようです。

今回は新月ですが、新月も並びがちょうど満月とは反対に太陽-月-地球となるだけですから、ここに潮汐力が働くと地震が起きやすいのではないかと思い、当然予測ではなく事後検証ですが調べてみたらまさにそのような結果がでました。

まず太陽と月の位置関係はフリーソフトの「つるちゃんのプラネタリウム」を利用して調べました。(これがフリーとはすごい)

それが下の図。


当然新月に近いので太陽のそばにあるのはわかります。
そのときの潮力、というか潮汐表はどうだったのか「釣りの窓口」というサイトで柏崎の位置のグラフを切り取ってみました。


(時刻軸を上にもってきて加工しています)

すると干潮から満潮に向かおうとしている時間帯で、海面の高さでは最初の満潮のときとほぼ同じ高さです。

潮汐力の影響がどのくらいなのか専門家でもないのでわかりませんが、いくつか事例を調べるとあながち関係なくもないかもしれないですね。

ちなみに3月の能登地震についても同様に調べてみたら、月齢は5〜6日とほぼ上弦の月で、地震発生当時はちょうど東の地平線のすぐ下あたりにあり、そのときの潮位は満潮の時刻の少しあとでした。

上弦の月は「地震と潮汐力の関係」の中で鳥取の地震のときの例としてあげられています。

次の満月は7/29です(正確には7/30の午前10時)。
ちょうど参議院選挙の近くです。だからといってまた地震が起きるわけじゃないですが、どうも新月とか満月って気になりますね。

※追記:2010/1/31
地震、月や太陽の引力が「最後の一押し」(読売新聞:2010/1/29)
大地震の前に、月や太陽の引力(潮汐力)が多くの地震を引き起こしている可能性が高いことを、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の田中佐千子特別研究員らが突き止めた。

潮汐力は、地震を引き起こす地殻のひずみの1000分の1程度の強さに過ぎないが、巨大地震前のひずみがたまった状態では「最後の一押し」のように作用するという。成果は米国の専門誌に発表した。


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