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「初音ミク」画像検索問題で、検索エンジンの“違い”に再び注目が(INTERNETWatch:07/10/26)

Yahoo! JAPANとGoogleで「初音ミク」を画像検索しても、適切な結果が表示されないという問題について、両社が対応を進めている。他の検索エンジンでは検索できることから問題となっていたことは知っている人は改めていうまでもないことなのだが、なぜなのかがよくわからないのが少し興味深かった。
単にクロールが遅いだけじゃないかと思ったらそうでもないらしい。

だから、その2つのエンジン以外の検索エンジンでは検索できるという事態になっている。

かつては様々なポータルサイトが独自の検索技術を競い合っていたが、現在では多くのサイトがYahoo!やGoogleのエンジンを採用しており、ユーザーが複数の検索エンジンの結果を見比べることも少なくなった。こうした状況の中で、今回の騒動は画像検索という分野ではあるものの、改めて検索エンジンの違いが注目される結果となった。画像検索自体は自分はほとんど利用しないのだが、求める情報がなかなか見つからなかったら他の検索エンジンを試すという基本に立ち返る機会になったかもしれない。

■各社の画像検索エンジン
Google 独自
Yahoo! JAPAN 独自
Live Search 独自
goo 独自(NTT研究所開発)
livedoor グローバルコミュニケーションズの「Jieks」
Infoseek (Googleのエンジンを採用)
excite (Yahoo!のエンジンを採用)
@nifty (Googleのエンジンを採用)
BIGLOBE (Googleのエンジンを採用)
ポータルサイトと呼ばれるところでさえ、YahooやGoogleに依存しているとこのようなことが起きる。
gooなどのように、日本でも独自に技術を開発しないといつまでたってもアメリカの追随となってしまう。


ところでこの「初音ミク」、先日初めて聞いてみたが話題になっているだけあってすごいわ。
「初音ミクに○○を歌わせてみる」というのがよくあって(←これ自体著作権的にどうなのかなとは思うが)これを聞けばどのくらいのレベルなのかわかる。

これを利用すれば、自分で作詞作曲したものを歌わせてみるというシミュレーションができて楽しめる。実際にそういうのをアップしている人もいるし。

このソフトは久しぶりにインパクトを感じた。

紹介(「丸紅インフォテック」データベースより)
メロディと歌詞を入力するだけでリアルな歌声を生成するキャラクター・ボーカル・シリーズ第1弾。「VOCALOID」は、ヤマハ株式会社サウンドテクノロジー開発センターにて研究開発された音声合成ソフトウェアに、データベース化された人間の発声を組み込んだ、本格的な「歌うソフトウェア音源」。メロディと歌詞を入力することにより、いつでも自由自在に、バーチャル・シンガーを歌わせることが可能。

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