※追記(9/10):コメントの管理者確認後反映の機能についての意見
※追記(9/12):選挙が終わったので、コメント投稿後すぐに反映する設定にもどしました。ただし、トップページの最新コメント欄に反映するのは元々時間がかかります。

前置きが長くなりそうなので先に結論を書いておきます。
今回の選挙が終了するまで、記事に対するコメントは管理者である私junikeが確認後、表示されるような設定にします。
というのも、先日ある記事に特定の政党を推薦・応援を示唆する書き込みがあったからです。
その記事の内容自体は特定の政党の支持を示唆しているつもりはないです。その記事のどの部分をとってそのコメントが書かれたのかわかりませんが、一応公職選挙法に抵触するそうなのでそのコメントは「削除」ではなく「非表示」にさせていただきました。
タイミングよく、リニューアル後のライブドアブログの新しい機能としてコメントの内容を確認後に「公開」させることができるようになりました(開発日誌05/8/31より:ただしPRO契約者のみ)。確認してふさわしくないと判断したら「下書き」という状態にすれば管理画面上で管理者だけは見られますが記事本体のコメント欄には表示されません。
記事単位でそれをやっていたのでは、大変なので選挙終了後までの間はブログ全体に対してそうした措置をとらせていただきます。選挙終了後はコメント投稿後にすぐに反映するように戻します。
記事がすぐに反映しないからといって何度も投稿しなくても大丈夫です(ちなみにっ記事投稿後にその旨のメッセージが出るのでわかります)。
ただし、全角380字程度が限度なのでそれを超えると元の画面のままです。もう少し短くするか、2回に分けてください。

では、前置きにしようと思っていた部分から続きを書きます。

今回の選挙についてライブドアニュースについては

2005年衆議院議員選挙に関するlivedoor ニュースの報道姿勢について
今回の衆議院選挙では、弊社の代表者である堀江貴文が立候補を表明したという状況を踏まえ、公職選挙法に抵触する恐れのある行為は、公示前から投票終了までの選挙期間を通じて、一切控えることとします。
で、恣意性を排除し中立を保つためにそうすることはしかたがないと思うが、ブログについては、

弊社サービスご利用上の注意事項につきまして、ご案内申し上げます。
平成17年9月11日に第44回衆議院議員総選挙が行われますが、特定の候補者、政党に関する表現等につきましては、livedoor利用規約第8条(禁止事項)第1項(9)「選挙運動又はこれに類似する行為、公職選挙法に違反する行為」に抵触する恐れがございますので、弊社にて削除させていただく場合がございます。
あらかじめ、上記をご理解いただき、サービスをご利用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

とある。はじめは規約だからしょうがないのかと思っていたのですが、どこのブログであるかに関わらず、公職選挙法の146条に引っかかってそのようなことを表現できないらしい。

週間!木村剛」の「2005.09.01
[ゴーログ] 公職選挙法は憲法違反ではないのか?
」から少し引用させていただきます。

第146条は、「何人も、選挙運動の期間中は、著述、演芸等の広告その他いかなる名義をもってするを問わず、第142条《文書図画の頒布》又は第143条《文書図画の掲示》の禁止を免れる行為として、公職の候補者の氏名若しくはシンボルマーク、政党その他の政治団体の名称又は公職の候補者を推薦し、支持し若しくは反対する者の名を表示する文書図画を頒布し掲示してはならない」としています。そして、これに違反すれば、二年以下の禁錮又は50万円以下の罰金に処すとされています(公職選挙法第243条)。
だから選挙期間中は特定の政党や候補者を応援したり批判したりすること自体がこの法律によりできないと、これは言論の自由を保障している日本国憲法に違反しているのではないかとおっしゃってます。

公職選挙法自体がインターネットのことなど想定していないのでそういう意味では無理としても、ここまで個人が情報を発信できる時代にこれはおかしくないでしょうか? 今回はブログがかなり普及してから初めての大きな国政選挙です。だから、新聞記事やテレビの政見放送や討論番組以外の個人の意見がいろんな角度から読めると思い、参考にしようと思っていた記事のリンクも集めていました(公示前のものが中心:2005/8/21記事)。

これは何とかならないものでしょうか? 今度の選挙で当選した議員の方、検討をお願いします。(もしかして検討会とか研究会のようなものは立ち上がっているのかもしれませんが)

※追記(9/5)
何でダメなの? ネットを使った選挙運動
↑こちらに詳しく書いてあるとともに10年も前から改正論議はあったとか、改正したらどんな選挙活動になりそうかなど問題点や予想など書いてあります。