地球がもし100cmの球だったら
地球がもし直径100cmの球だとしたら、太陽はどのくらいの大きさで、その太陽が東京タワーのところにあったら地球はどのへんにあって、とか土星はどのへんにあるのかとか、そういうスケール感を感じさせるような教材を昔考えたことはあった。実現はしなかったけど。それが本になってる。
そしてちょうどいま野口聡一さんがスペースシャトル「ディスカバリー」で活動しているニュースが流れている。
毎日新聞の7/27の記事(livedoorNEWS)によれば地球周回軌道は226kmらしい。
ということでもし地球が直径100cmの球だとすると野口さんはどのくらいのところを飛んでいることになるのか。
約1.77cm
もっと離れたところだと思ってませんでしたか?
同じ記事には国際宇宙ステーションが地上350kmとありますが、こちらでも同様に計算すると、約2.7cm。

だからどうしたといわれるとそれまでだけど、上の本には他にも「飲める水は地球上でわずかスプーン1杯。空気の層は1mmしかない。」(本当か?)なども書いてあるそうです。

この手の本のはじまりは

世界がもし100人の村だったら
だったような気がする。
身近でとらえられる感覚にまで落とし込むといかに限られた資源だったり、環境だったりということを教えてくれる。

それを時間で置き換えたのが

1秒の世界 GLOBAL CHANGE in ONE SECOND
「1秒で人口が2.4人増え、1秒で720トンの二酸化炭素が排出され、1秒で710トンの酸素が減少し、1秒で6000平方メートルの森林が失われ…。」といったような。

地球では1秒間にサッカー場1面分の緑が消えている
↑こちらも似たような感じの本でしょうか。

これらと似たようなものがリアルタイムで見られるところがあったなと思っていろいろ探してたら時間がかかってしまった。
昨年の「百式」さんところの「変化する数値」で紹介していました。
ここのブログでも紹介したような記憶があったのになぜか過去検索でも見当たらず。
もっともそちら英語なのでちょっとわかりにくい。。
それが↓
worldmeters
これをinfoseekのWEB翻訳を通してみると何となくわかる(クッキーを有効にする:PCの環境によっては見れないかもしれません)

で結局何がいいたいかというと、ピンとこないスケールのものでも身近にとらえられる感覚にまで落とし込むとイメージがつかみやすいから面白いし、こういうのを題材にすれば算数の計算だったら比の勉強になるし、モデルをつくれば理科の勉強にもなるかもしれないし、楽しいかなって。
実践してるところもたくさんあるでしょうけど。