著者は卒業生がロシアの外交官かFSB(元KGB)になるというモスクワの大学を日本人で初めて卒業した北野幸伯氏。
ロシア在住なのであらゆる情報源からの国際情勢分析は定評でかつわかりやすい。本書では世界の大局を読む術を本にまとめたもの。
著者のメルマガ読者であればいくつかは知っているものもあるがまとまっているのがいい。なぜ国はこう動くのか、などの仕組みがわかる。
中国が「日本には尖閣だけでなく、沖縄の領有権もない」と宣言していることすら知らない人などにお勧め。何よりいつもながら読みやすい。

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ロシア政治経済ジャーナル

11の原理を書き出そう(帯にも書いてあるので)。
1.世界の大局を知るには、「主役」「ライバル」「準主役」の動きを見よ
2.世界の歴史は「覇権争奪」の繰り返しである
3.国家にはライフサイクルがある
4.国益とは「金儲け」と「安全の確保」である
5.「エネルギー」は「平和」より重要である
6.「基軸通貨」を握るものが世界を制す
7.「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく
8.世界のすべての情報は「操作」されている
9.世界の「出来事」は、国の戦略によって「仕組まれる」
10.戦争とは、「情報戦」「経済戦」「実戦」の三つである
11.「イデオロギー」は、国家が大衆を支配する「道具」にすぎない


日本人の知らない「クレムリン・メソッド」-世界を動かす11の原理
北野 幸伯

4797672811

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