黒澤作品も販売禁止…格安DVDで著作権侵害(ZAKZAK:07/9/15)

著作権がいつまで保護されるかが争点で、市川正巳裁判長は「作品には『監督 黒澤明』などの表示があり、黒澤監督は著作者の1人。著作者の死後38年間保護されるとの旧著作権法の規定が適用され、少なくとも2036年まで著作権が存続する」と指摘した。この問題は前にもチャップリンや「ローマの休日」などのときにも問題になってたな。

どこかで見た気がするが、上のような解釈を取るとなると監督以外にもいろんなスタッフがいるわけで、その映画の製作に関わった人すべての人のうちいちばん最後まで生きていた人から「死後」を数えることにもなりかねないような拡大解釈までありえる。

この著作権保護期間延長ってたしかディズニーの作品保護が発端だったような気がする。あれを守るために期限切れが近づくたびに保護期間が延長されていったという。

50年もたてばもう十分のような気もするのだが。。
それとも、歴史的名作は50年たっても色褪せない価値があるということか。別に歴史的名作でなくても著作物は同じだ。

難しいねぇ。。

生きる
志村喬 小田切みき 伊藤雄之助

B000086F7R

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ちなみに映画「生きる」はいつか見てみたいと思っていたもの。
だが、先日テレビでドラマ版として放送していた。

それを昨日だったか、見た。
映画をほぼ忠実に再現していたのだろうか?

だいたいのことはわかったのだが、動き出すまでが冗長すぎた。
動き出したと思ったらもういきなり死んでいた。
あとは回想シーンだった。

何か腑に落ちないところがあった。

「人は何かを成すために生まれてきた」とかどこかで聞いたことがある。

そんなたいそうなことではない、ちょっと人の役に立てたとか、自分の一言で何かいい影響を与えられたとかでも十分かもしれない。

けれど、今の自分は何を成すために生きているのかわからない。。