2009年12月04日 19:44
うつ病100万人時代
上記の通り、昨年はうつ病の患者数(躁うつ病を含む)が100万人を超えた。
自分もこの中に入っているのだろう。
10年足らずで2・4倍に急増していることについて、杏林大保健学部の田島治教授(精神科医)は、「うつ病の啓発が進み、軽症者の受診増も一因」と指摘する。最近、うつ病についての啓発が進んでいるのは、以前に比べればよいことだと思うが、一方でこういうことも起こる。
パナソニック健康保険組合予防医療部の冨高辰一郎部長(精神科医)は、「軽症のうつは自然に治るものも多い。しかし日本ではうつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れが続いており、本来必要がない人までが、薬物治療を受けている面があるのではないか」と話す。「うつを早く発見し、薬を飲めば治るという流れ」は当然だと思っていた。
早めに見つければ、治るのも早いと言われていた。
啓発の効果もあり、「ちょっとうつっぽい」気分のような人までもが受診すると、上記でいうところの(薬による治療が)「本来必要ない人」が増えてしまったということか。
ただ、軽症、本来必要でない人までもが薬物治療を受けているというのは、診察する医師の側の問題でもないのか? それを見抜けないという。
最近は新型うつなんていうのもあるくらいだから、よくわからない。
それに典型的な症状を訴えれば、それでうつだと診断され、それを悪用し詐欺まではたらく輩も出ていた。
一度、薬物治療に入ってしまうと、人によるだろうが、なかなかそこから抜け出すのは大変だ。
自分だって、もう治療を始めて4年半たっている。
もしかしたら、だいぶよくなっているのかもしれない。
しかし、急にフルタイム勤務などを続けたときに、持たなくて、また疲労感を始めとするうつの症状が再発しかねないと思うと、慎重にならざるをえない。
勤務時間の延長も30分単位を年単位で延ばしているくらいだから。
本当にうつで苦しんでいる人は、本来の治療をきちんとすべきであることには変わりない。
問題はそれほどでもない人の程度の見極め、というところか。。
若者の「うつ」―「新型うつ病」とは何か (ちくまプリマー新書)

関連商品
NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる
現役 精神科産業医が教える 「うつ」からの職場復帰のポイント
心理学で何がわかるか (ちくま新書)
気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書)
健康不安社会を生きる (岩波新書)
by G-Tools
それは、うつ病ではありません! (宝島社新書)

関連商品
擬態うつ病 (宝島社新書)
躁うつ病
それってホントに「うつ」?──間違いだらけの企業の「職場うつ」対策 (講談社プラスアルファ新書)
境界性パーソナリティ障害―患者・家族を支えた実例集
うつ病―患者・家族を支えた実例集
by G-Tools


